介護職員初任者研修

介護職員初任者研修の資格

介護職員初任者研修とは・・・

介護施設で介護スタッフとして勤務したり、利用者の自宅に行き入浴の介助や食事の補助、衣服の着脱介助から掃除や洗濯の手伝いなど、介護全般の知識や技術を身に付けるために必要な研修制度となります。

ホームヘルパー(訪問介護員)2級の資格に相当し、ホームヘルパー1級または2級の所持者で、介護職員基礎研修課程を修了していることで、介護職員初任者研修を修了したものとみなされます。

なお介護施設で働くためには、介護職員初任者研修の資格は必須ではありません。

しかし、介護職員初任者研修は介護全般の業務に携わるうえで必要となる知識や技術、利用者との接し方などを習得するための基本知識を身に付けるための資格となります。

求人でも資格の取得者は採用時に優遇される傾向もありますので、介護職に長く携わりたい方は取得しておきたい資格と言えるでしょう。

ここでは、介護職員初任者研修の資格の取得方法や難易度を中心に資格の内容についてわかりやすく解説して痛いと思います。

資格取得までの流れ

介護職員初任者研修の資格を取得するには・・・

まずは厚生労働省で定められた基準に基づき、都道府県が指定するスクールなどの事業者が実施している合計10科目、130時間の研修を受講し、修了しなければなりません。

この130時間の中には講義と実技が含まれ、研修を修了したあとに1時間程度の筆記試験を受ける必要があります。

この修了試験に合格することで、介護職員初任者研修の資格を取得することができます。

しかしこの筆記試験で最終的に不合格となった場合でも、補講を受講することで合格できるようになっていますので、筆記試験が多少苦手な方でも合格できるよう配慮されています。

通信教育でも講座を受ける必要がある

事業者の中には通信制の講座を提供していることがありますが、通信制で学習することができる時間は科目ごとに上限が設けられています。

130時間のうち40.5時間分が最大となり、残りの90時間はスクールや講習会に通い講座を受講する必要があります。

平日働きながら資格の取得を目指している方のために、土日祝日や夜間に受講できるスクールもありますが、地域や事業者によって対応していないことがあります。

そのため通信制とスクールを併用をお考えの方は、まずお住まいの地域でいつどのような講座を受講することができるのかをあらかじめ確認しておくことをおすすめします。

なお資格取得までの期間は、受講するコースによりもよりますが、最短で1か月程度、平均すると3~4か月ほどとなります。

資格取得にはいくらかかる?

では資格を取得するために必要となる費用についてみていきましょう。

これは率直に申し上げて、資格を取得するケースによって大きく異なります。

安いところであれば、トータル5、6万円ほどで取得することができるところもあれば、15万円ほどかかるところもあります。

これは受講する時期や資格取得後のサポート体制の差などにより費用面に違いがでていることによります。

また紹介割引や学生割引などの各種割引制度を導入しているところもあり、同じスクールでも費用に差が出ることも珍しいことではありません。

ですから受講を検討しているスクールがあるようでしたら、まずは可能性があるすべてのスクールの資料を取り寄せてみましょう。

そして費用面や待遇面を徹底的に比較検討することをおすすめします。

現場研修は参加したほうが無難

介護職員初任者研修では実習が必須ではならなくなったため、実習を経験しなくても資格を取得することは可能です。

しかし、この資格を取得する目的は、将来的に介護の現場で働きたいという方がほとんどだと思います。

ですから実際の現場の空気を肌で感じておくというのは大きな経験となるでしょうから、現場研修は機会を作って参加することをおすすめします。

現場を経験しておくことで身に付けられる知識や技術、また想像と実際の現場とのギャップを埋めておくというのも、将来的に介護職に就く際に非常に有益なものとなります。

机に向かった講習だけでは身に付けられないことを多く知ることもできますので、たとえ数時間でも現場で働くことができるという機会は積極的に活用してみましょう。

介護職員初任者研修の資格に興味を持ったら

上記で述べたとおり、介護職員初任者研修の資格は130時間の講習後、最終試験に合格すれば取得することができます。

つまり講習の時間を作ることができればそれほど取得が難しい資格ではありません。

また介護職はサービスの利用者の声を直に感じることができるため、つらいこともあるでしょうが、やりがいのある仕事とも言えます。

ですので、介護職に長く携わりたいと考えている方はまず介護初任者研修の資格を取得することをおすすめします。

とはいえ、資格を取得するためにはさまざまなスクールや講座があり、費用や資格取得までの期間も事業者によって異なります。

前述のとおり費用の面でも事業者によって10万円の差が生まれるということも珍しい事ではありませんので、事業者が提供しているサービスを良く比較しておくことが肝心です。

受講料が安いといって飛びついても、自分のペースや生活のリズムに合っていないということがあっては元も子もありません。

事業者のウェブサイトに記載されているものが全てであるとは限らないので、気になるところは片っ端から資料を取り寄せてみましょう。

便利な資料一括請求サイト

そんなときに便利なのが、複数の講座やスクールの資料をまとめて請求できる、資料請求サイトです。

自分の住んでいる地域や通いたいスクールのエリアを選んだあと、気になるスクールや講座があったら選択して、必要事項を記入するだけで、各事業者の資料を一括で取り寄せることができます。

もちろん、利用料は一切かかりません。

ウェブサイトは事業者ごとに記載内容にばらつきがありますが、冊子の資料であれば細かい部分まで記載されていて、細部まで比較することができます。

また一度資料を請求しておくことで、キャンペーンが行われたときなどのお知らせなども届くようになるため、通常よりもお得に利用できることもあります。

事業者によっては電話で詳しく情報を聞くことができるところもあるので、ご自身の希望や条件に合った講座やスクールを選んでみましょう。

おわりに

介護職は時に夜勤があったり、死を身近に感じるという厳しい面も持ち合わせています。

しかし、利用者の声をダイレクトに感じることができ、利用者の笑顔が増えることでやりがいを実感できる、とても実のある仕事です。

介護職に就くために介護職員初任者研修の資格取得を目指している方は、利用者の気持ちになり、利用者に寄り添うことができる介護士となることが求められます。

これから本格的な高齢化社会を迎え、介護のスタイルも自宅や施設など、多様化していくことが予想されます。

しかし、介護職員初任者研修の資格を取得することで、どのような介護スタイルにも対応することができる知識や技術を身に付けることができます。

そして、事前に現場での実習を体験することにより、介護の現場をさらに深く知ることができます。

最初にもお知らせしたとおり、介護の仕事に就くためには介護職員初任者研修の資格は必ずしも必要ではありません。

しかし、理想と現実のギャップに戸惑わないためにも、介護への就職を検討している場合は、実際に現場で実習したり、介護職員初任者研修の資格を取得することで、現場の厳しさだけではなく介護の楽しさややりがいを感じることもできます。

資格の取得はあくまで介護職の入口的なものですが、長く携わりたいという方は資格を取得することを強くおすすめします。